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熱源設備のトータル省エネ提案プログラムの導入
お客様の既存の熱源設備のシステム効率/制御システムを診断し、運転効率向上と消費エネルギーの削減、そしてお客様にとっての「最適化」をご提案いたします。
最大搬送水量の低減
必要な冷凍熱量が同じ場合、温度差を大きくとると流量は比例して減少します。冷凍機の消費電力は増加しますが、流量減少によりポンプの消費電力の大幅削減が可能となり、冷凍機とポンプの総消費電力を削減し、省エネを実現します。
冷凍能力が同じ場合、Q = M x Cp x ΔT の式では、ΔTが上がると流量Mは比例し減少します。そのため、システムを循環する流量を減らすことでポンプの揚程や運転コストの削減ができ、結果的に大幅な省エネとCOP向上を計ることができます。
(Q : 熱量, M : 流量, Cp : 比熱, ΔT : 温度差 )
● 冷水ポンプのインバータ化
● 冷却水ポンプのインバータ化
● 制御システムの導入
標準的な熱源設備における冷水/冷却水の大温度差最適化は上記の方法で行うことができます。熱源設備のシステム負荷を十分満たす流量設定、かつ正確な制御が可能となり、省エネを実現します。
冷凍機+冷却塔の消費電力最小化
冷却塔ファンのインバータ制御により、冷却水供給温度を最適に制御し、冷凍機と冷却塔の総消費電力を最小にします。
冷却水供給温度は、冷凍機の効率に直接影響を与えます。例えば、より低い冷却水温は冷凍機の効率を高め、冷凍機の消費電力を削減します。しかしその反面、冷却塔自体の消費電力はより消耗している事になります。
そのため、冷凍機+冷却塔の総消費電力を最小限に抑えるには、両方にとって最適な冷却水供給温度を割り出さなければなりません。
この最適温度を割り出すため、理論、経験、実践に基づき、7年以上をかけてトレイン独自のプログラムが完成しました。さらに制御システムを取り入れることで熱源設備の節約を実現します。
● 冷却塔ファン用インバータの導入
冷却水供給温度を正確に制御します。
負荷で必要な水量の搬送
ポンプの周波数制御により必要な流量のみを供給し、大幅な電力削減を実現します。最小流量を確保するために圧力測定を行うことでシステムの正常な運転を維持します。
ほとんどの冷凍機設備における負荷推移は部分負荷運転です。しかしその間、一次、二次ポンプにおいては全負荷運転状態にあります。
VPFでは、多くの無駄なシステムエネルギーを抑えた冷水流量制御の最適化を行うことで、ポンプの膨大なエネルギーを削減します。つまり、必要供給流量を冷水負荷変動に応じたコントロールを行います。
● ポンプの周波数制御
冷水設備の供給流量に応じ冷水負荷変動に基づいたポンプ周波数を制御することによって、ポンプの膨大なエネルギーを削減します。
● 最小流量を確保するための圧力損失測定
熱源設備が最適化され、正常な運転状態を維持します。