空港
空港の利用者は、航空機や地上支援車両からの排気ガス、多数の利用客からのバイオエアロゾル、また、屋内施設からの臭気を含む多数の汚染物質に曝されています。 TCACSは、臭気の低減と空中感染因子の最小化のための効果的なソリューションとして、全米の空港で使用されています。乗客と従業員の安全と快適性は、空港管理者にとって重要な課題です。TCACSが使用されている代表的な空港を以下にご紹介します。
- サンフランシスコ国際空港(SFO)
- ジョンF.ケネディ国際空港(JFK)
- デトロイトメトロポリタンウェイン郡空港(DTW)
- サンディエゴ国際空港(SAN)
医療施設
病院、診療所、救急医療施設、手術室、がん治療施設などの医療施設では、患者、医療従事者、来訪者が院内感染のリスクにさらされるため、IAQの向上は最重要課題の一つです。
ASHRAEは、建物の換気システムを介して空気感染がおきることを2009年に発表しました。気流からバイオエアロゾルを除去することは、患者や医療従事者の感染を防ぎ、リスクを低下させることに貢献します。また、救急車やレスキューヘリコプターからの排気ガスは、悪臭やVOCの強力な発生源です。これらは、外気取り入れ口から施設内に吸入される場合があります。空港での使用例と同様に、TCACSは排気ガスの管理に非常に効果的であることが証明されています。また、清掃、消毒、遺体安置所、研究室、調理室、理学療法室などの臭いを軽減することができます。 TCACSは、至る所に存在する空中バイオエアロゾルと臭気に対する強力な性能により、医療施設での用途に最適です。
医療施設に於けるTCACSの使用実績は、手術センター、病院、がんセンター、小児病院、救急医療施設、体外受精クリニック、退役軍人クリニックなど、多岐に渡ります。
<医療施設に於ける実績>
- マクレーンスコット&ホワイトチルドレンズホスピタル - テキサス州テンプル
- 退役軍人医療センター - テキサス州エルパソ
- ジョンミュアメディカルセンター - カリフォルニア州ウォルナットクリーク
- 中央ミシガンメディカルセンター - ミシガン州ミッドランド
- セントルーク病院 - テキサス州ヒューストン
- ラヘイ病院がんセンター - マサチューセッツ州ボストン
教育施設
子どもは大人よりもIAQによる影響が大きいとされています。また、教育施設は、利用者同士で起きる接触感染のリスクが高い施設でもあります。
米国では、幼稚園から小中高校の教室は、通常、1,000平方フィートあたり最大30人(一般の施設の人口密度の最大6倍)であることと、幼児の衛生対策(特に手洗い)が不十分であることが多いため、感染が急速に広がる可能性があります。インフルエンザやその他のウイルスによる学校閉鎖は毎年行われています。授業の継続、出席率の維持、最重要な生徒の健康維持は、どの学校にとっても大きな課題です。
TCACSは、バイオエアロゾルを不活性化することに加えて、粒子、VOC、悪臭を取り除くことにより、IAQを改善し、これらの汚染物質によって引き起こされるリスクを軽減することに役立ちます。