液冷方式(Liquid Cooling)とは?
空気ではなく液体を使って、熱を効率的に取り除く冷却方式のことです。英語では Liquid Cooling と呼ばれ、特に データセンターや高発熱機器(GPU/CPU)向けの冷却技術として急速に普及しています。
液体の熱輸送能力は空気よりも圧倒的に高いため、高密度・高負荷な機器を効率よく冷却できるのが大きなメリットです。冷却媒体には、一般的に「25%プロピレングリコール水溶液」などが使用されます。
データセンター全体で適切に熱を除去するため、冷却液分配ユニット(CDU) は、チラー、空調機(AHU)、冷却塔などと組み合わせて運用されることが多いです。
空冷方式と比較すると、液冷方式は熱容量および熱伝導率の高い液体を用いるため、より高効率な熱移動が可能です。例えば、水は空気の 3,500 倍の熱を運ぶことができ、熱伝導率は空気の 24 倍 にも達します。