R-1233zd(E) ターボ冷凍機（中型～超大型）

Overview

効率的で持続可能かつ費用対効果の高い熱管理を実現

GWP（地球温暖化係数）がCO2と同じ値、かつODP（オゾン層破壊係数）がゼロのHFO（ハイドロフルオロオレフィン）冷媒「R-1233zd」を世界で初めて採用したターボ冷凍機。

Symbio® 800ユニットコントローラ採用

優れた効率性と信頼性

トレインのTrane CentTraVac® チラーは、環境に優しい冷媒 R-1233zd を使用した、長年の実績と実証済みの低圧設計を特徴としています。漏れのない設計で製品を継続的に強化することで、低圧の安全性を提供します。幅広い冷却能力が用意されている CentTraVac チラーは、60 Hz および 50 Hz の電源オプションで800 ～ 4,000トン以上の冷却を提供します。
省エネオプションでさらなる効率向上

CenTraVacチラーは、統合型の全熱回収または部分熱回収、ヒートポンプ機能、18°F（-7.8°C）までの蓄熱、統合型フリークーリングなどの省エネオプションを提供します。これらのオプションは環境に優しく、水の消費量の削減、暖房および補助電力消費の低減、運用コストの削減を通じて、しばしば自己負担を回収することができます。
業界トップクラスの低騒音と低振動レベル

CentTraVacコンプレッサーは、2つのベアリングでサポートされる1つの可動部品のみを持つシンプルな設計で信頼性を提供します。低速ダイレクトドライブ設計により、高い信頼性と効率性を実現し、業界で最も低い騒音と振動レベルを達成します。

フロンラベルは、フロン排出抑制法の指定製品の地球温暖化への影響度を示すマークです。トレインのターボ冷凍機は最も高い段階のS（ノンフロン）に分類されています。

参考：日本冷凍空調工業会　フロンラベリング制度について

納入前の冷凍機が設計通りに100％の性能を発揮することを、実際にお客様の目でご確認いただくための工場立ち会い試験です。

熱回収コンデンサ

ターボ冷凍機に熱回収コンデンサを搭載することにより、冷房・暖房を同時に供給する空調システムにおいて排熱として捨てられる熱を暖房、給湯補助、生産用温水として使用することが可能です
インバータ(AFD)

トレインのインバータ（AFD : Adaptive Frequency Drive）は独自の自己学習機能VVVF コントロールにより冷凍機の特性と負荷・冷水及び冷却水温度等、状況にあわせ電圧／周波数とベーンを最適化制御することで、冷凍機を常に最大の効率で運転します。
フリークーリング

冷媒が温度の低い部分に集まる特性を利用し、冷却塔の運転のみで蒸発・凝縮サイクルを実現し、定格能力の約40%の冷凍能力を得ることができます。
氷蓄熱

氷蓄熱には、契約電力量の低減や最大供給冷熱量の低減による冷凍機容量の小型化など、多くのメリットがあります。
可変風量システム（VAV）

空調機給気ファンのインバータ制御により風量を最適化し、給気ファンの搬送動力を削減させることで省エネルギーを実現します。
大温度差空調 EarthWise™ システム

必要な冷凍熱量が同じ場合、温度差を大きくとると流量は比例して減少します。最大搬送水量を低減するのが、大温度差空調です。