営業・サービス拠点

サステナブル建築(サステナブルビルディング)

サステナブル建築とは何か、その定義や具体的な要素について解説します。トレインのエキスパートが、持続可能な建築手法と、それがもたらすビジネス上のメリットを事例とともにご紹介します。


サステナブル建築とは?

サステナブル建築(持続可能な建築)とは、環境への負荷を最小限に抑え、資源を節約し、そこで働く・過ごす人々の健康とウェルビーイング(幸福・快適性)を向上させるために設計・建設された構造物のことです。

初期の計画・設計フェーズから、建設、日々の運用、そして最終的な解体にいたるまで、建物のライフサイクル全体において持続可能なアプローチが取り入れられています。


view from New York High Line park in summer

サステナブル建築を構成する主な要素

設計段階から建設、そして実際の運用にいたるまでサステナブルな手法を取り入れるには、建物全体を俯瞰的な視点(マクロな視点)で捉える必要があります。すべての構成要素が、気候変動や地球環境へのネガティブな影響を和らげるものでなければなりません。

大型データセンター、病院、学校(教育施設)など、どのような用途であっても、組織として考慮すべきサステナビリティの主要要素には以下のようなものがあります。

高いエネルギー効率(省エネ)高効率な空調(HVAC)システム、断熱材、LED照明などを導入し、建物全体のエネルギー消費量を削減します。また、太陽光発電などのグリーンエネルギー(再生可能エネルギー)を組み合わせるケースも多く見られます。
水資源の保全建設時および日々の運用時において、水の使用量を最小限に抑える技術や管理手法を導入し、建物のウォーターフットプリント(水使用による環境負荷)を削減します。
持続可能な資材の選定建物の建設や改修にあたり、リサイクル素材、再生可能資材、および環境負荷の低い(ローインパクト)建材を採用します。
健康で快適な室内環境(IEQ)優れた空気質(換気)、適切な温熱環境、遮音性(音響コントロール)などを確保し、利用者が快適かつ生産的に過ごせる環境を整えます。これらは「室内環境の質(IEQ:Indoor Environmental Quality)」と呼ばれる重要な要素です。
適切な敷地選定と環境配慮生態系や自然環境を壊さないよう、環境に配慮した敷地を選定します。周辺の自然環境を保全するだけでなく、公共交通機関を利用しやすい立地にすることで、移動に伴う排出量削減も促します。
社会的側面への配慮建物の利用者だけでなく、それを取り巻く周辺地域や地域コミュニティ全体のウェルビーイングを考慮して設計されます。
柔軟性とレジリエンス(適応力)現在のニーズを満たすだけでなく、将来的な気候変動リスク(猛暑や災害など)を見据え、次世代のニーズにも対応できる柔軟性を備えています。

「グリーンビルディング」と「サステナブル建築」の違い

しばしば混同されますが、この2つには明確なアプローチの違いがあります。

グリーンビルディング(環境配慮型建築)サステナブル建築(持続可能な建築)
主な焦点は「環境負荷の低減」です。エネルギー効率の向上、節水、エコ素材の使用などが重視されます。環境への配慮(グリーン)をベースにしながら、さらに一歩進んで「社会的要素」や「経済的要素(コストや事業継続性)」までを包括してカバーします。

つまり、サステナブル建築はすべてグリーン(環境配慮型)ですが、グリーンビルディングのすべてがサステナブル(社会的・経済的にも持続可能)であるとは限りません。

お役立ち情報


制御・エネルギーマネジメント

お客様の設備の用途に応じて制御ソリューションを提供します

トレインの環境への取り組み


お気軽にお問合せください