2.X CDU 冷却液分配ユニット

D1PR20

液冷システム

進化するAIプラットフォームを支える、大流量冷却パフォーマンス

「LiquidStack CDU 2.X」は、4°Cの接近温度差(ATD)で最大2.5MWの冷却能力を発揮し、3.5 barの有効揚程で最大3,750 lpmの大流量を供給します。これにより、AIワークロードの進化に伴って厳しくなるラックの流量要件や差圧要件に対しても、十分な油圧的マージン(拡張性)を運用者に提供します。

  1. 単なるメガワット出力に留まらない、圧倒的な油圧ヘッド圧

    AIラックの高密度化に伴い、kWあたりの必要流量とラック内の圧力損失は上昇し続けています。カタログスペックの冷却能力(MW)だけでは、CDUが実運用に必要な圧力と流量を供給できるかは判断できません。

    「CDU 2.X」は、4°Cの接近温度差(ATD)で最大2.5MWの冷却能力を発揮。従来のラックサイズCDUと大型の集中管理型液冷プラットフォームとの間に位置する、最も効率的な「キャパシティ・スィートスポット」をカバーします。

  2. 一つのCDUアーキテクチャで、複数世代のAIインフラを支える

    「CDU 2.X」は、絶えず変化するkWあたり流量やラック間差圧の要件を前提に設計されています。特定の半導体(シリコン)仕様に合わせて冷却システムをゼロから再設計する必要がなく、現在から次世代、さらにその先へ続くAI演算プラットフォームの導入・拡張をスムーズにサポートします。

  3. 設備の要件に合わせた柔軟な構成

    電源、制御システム、冗長性、配管、および監視機能はすべてカスタマイズ可能。設備側をCDUの仕様に無理に合わせるのではなく、「CDU 2.X」を現地固有のインフラ、運用モデル、およびパフォーマンス目標に完全に合致させることができます。

  4. 柔軟かつ強靭な展開

    エンド・オブ・ロー(列端)設置やラック隣接設置など、多彩なレイアウトをサポート。構成可能な冗長化戦略と、稼働を止めずに並行保守(同時メンテナンス)ができるコンポーネント設計により、高密度AI環境におけるシステムの耐障害性を長期にわたり維持します。

  5. 既存設備との効率的な統合

    低アプローチ温度(接近温度差)の熱性能、最大45℃の温水運転対応、さらにオプションで選択可能な超低高調波VFD(可変周波数ドライブ)を搭載。データセンターの冷却インフラおよび電気設備と「CDU 2.X」を最も効率的な方法でシームレスに統合します。


  • AI学習・推論の展開に対応: 高密度なAIトレーニング(学習)およびインファレンス(推論)環境向け設計
  • 増加する流量要件への追従: 液冷ラックの進化に伴う、kWあたり必要流量の上昇をしっかりサポート
  • アーキテクチャの再設計を抑制: コンピュートプラットフォームが進化しても、冷却システムの再設計を削減
  • サイト固有の戦略へ柔軟に適合: 現地の運用モデルや冗長化(レジリエンス)戦略にシームレスにマッチ
  • 既存設備との効率的な統合: データセンター側の冷却水・電気インフラへの効率的な統合をサポート
  • 高クオリティな電源オプション: 繊細なシステム環境に合わせ、高水準な電源仕様の選択が可能
  • 最適なキャパシティレンジ: ラックサイズと大規模集中管理型の中間を埋める、最適な液冷設計
  • 冷却能力: 最大2.0MW(3°C ATD時)/ 最大2.5MW(4°C ATD時)
  • 最大流量: 最大3,750 lpm
  • 有効揚程: 3.5 bar
  • 設置構成: エンド・オブ・ロー(列端)設置 / ラック隣接設置
  • 電源構成: デュアルA/B系統入力 / ATS付きデュアル系統入力
  • 制御・通信: Modbus RTU、RESTful API(Redfish対応)、BACnet、SNMP
  • バルブ・駆動: CCVまたはPICV、標準または超低高調波VFD

カタログ



FAQs

よくある質問

クーラント・ディストリビューション・ユニット(CDU)は、データセンター向けのHVAC冷却ソリューションです。CDUは液体クーラントをシステム内に循環させ、機器が過熱するのを防ぎ、安全かつ効率的に稼働できるようにします。

CDU(クーラント・ディストリビューション・ユニット)は、データセンター液冷システムの中核装置で、ラック内で吸熱して戻ってきたクーラントを一次側冷却水と熱交換して冷却し、適正な温度・差圧で再供給します。
温度・差圧・流量・漏えいをリアルタイムで監視し、可変速ポンプで負荷変動に応じた最適制御を実施。システムによっては、冷却液をチップ上に取り付けられたプレート内に直接流し、より効率的に熱を取り除く「ダイレクト・トゥ・チップ冷却」を採用しているものもあります。

CDU を用いた液冷は、特にハイパースケールデータセンターにおいて空冷よりも高効率で、エネルギー削減と安定した温度管理を実現します。CDU は高い信頼性に加え、各種センサーによる早期異常検知、冷却需要の増加に応じたスケーラビリティ、そして多様なクーラントやシステム構成への適合性を備えており、拡張性の高い液冷インフラを構築できます。

お役立ち情報

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    • Blog

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