外気処理空調システム(DOAS)とは?
建物の換気に必要な屋外の空気(外気)を100%取り入れ、室内に供給する前に温度や湿度を単独で完全に「処理」する空調システムのことです。
従来の空調システムは、換気のために取り入れた外気と室内の空気を混ぜてから、1台の空調機でまとめて温度と湿度を調整していました。しかし、これでは外気の高い湿気を処理しきれず、室内のエネルギー効率が落ちる原因になっていました。
DOASは、「外気の除湿・加湿(潜熱)」と「室内の温度調整(顕熱)」の制御を完全に切り離す(デカップリング)ことで、この課題を解決します。ビル全体のエネルギー効率を大幅に高めると同時に、カビの発生を防いで室内空気質(IAQ)を最適に保つことができるため、データセンターやグリーンビルディングなどで導入が進んでいます。