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メルセデス・ベンツUSAが「築40年の本部ビル」で挑んだ空調リプレイス:BAS導入と超高効率ターボ冷凍機で劇的な省エネを実現

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課題:築40年ビルの冷凍機故障、業務を止めずに「老朽化対策」と「省エネ」を両立する

1世紀以上にわたり自動車業界をリードするメルセデス・ベンツ。その米国法人であるメルセデス・ベンツUSA(以下、MBUSA)の3階建て北米本社ビル(ニュージャージー州)にて、空調システムの中核である冷凍機に不具合が発生しました。

フォーチューン誌の「働きがいのある会社ベスト100」へのランクイン実績を持つ同社にとって、従業員の快適性を損なうことは許されません。施設マネージャーは以下の厳しい要件を満たす解決策を求めました。

  • ビジネスへの影響ゼロ:「工事中も従業員の通常業務に一切の支障をきたさない」こと
  • スピード対応:暫定措置としてレンタル冷凍機を即座に手配し、交換にかかる期間を最小限に抑えること
  • 高効率と耐久性:築40年の建物であっても、信頼性が高く省エネ性能に優れた最新技術を導入すること

 

ソリューション:30年の信頼が生んだワンストップ提案、超高効率ターボ冷凍機とBASによる最適化

MBUSAは、30年以上にわたり協働してきたトレインを唯一のパートナーに指名。エンジニアリング企業であるCMエンジニアズ社も含めた強固な連携のもと、綿密な計画を立案・実行しました。

  • 高効率・高信頼:全負荷効率 0.54 kW/ton、部分負荷効率 0.37 kW/ton を実現。
  • メンテナンス性:可動部を極限まで減らしたシンプルな構造で、長寿命・安定稼働を実現。
  • 安全性:換気システムも最新のASHRAE 15安全規格に適合。

 

結果:大幅なコスト削減と「見える化」による運用の完全自動化を達成

この大規模な空調改修プロジェクトは、オフィス環境とコスト面の両方で目覚ましい成果を上げました。

  • 約1,100万円(78,000ドル)の省エネ補助金(リベート)を獲得
    • ニュージャージー州のスマート・ビルディング・プログラムから、インフラ刷新に対する高額なエネルギーリベートを受領。初期投資の早期回収に貢献しました。
  • 稼働直後からエネルギー需要が劇的に低下
    • 省エネだけが主目的のプロジェクトではありませんでしたが、最新のターボ冷凍機とVFD(可変周波数制御)の相乗効果により、導入直後から電力需要が目に見えて減少しました。
  • 「見えない空調」から「いつでも見える空調」へ進化
    • 新しいシステムは完全に自動化され、既存のビル管理システム(BMS)に統合されました。これにより、システムの稼働ステータスや省エネパフォーマンスをいつでもリアルタイムに「見える化」できるようになりました。

       

「今回のプロジェクトは、築40年の建物に対して行う『大手術』のようなものでしたが、すべてが予想以上にスムーズに進みました。これほど大規模な改修を成功させられたのは、トレインが過去の豊富な実績から培ってきた高度なプランニング能力と経験があったからこそだと確信しています」
— デビッド・リー(メルセデス・ベンツUSA、施設メンテナンス・スーパーバイザー)

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