ボイラーからヒートポンプへの移行で年間約3000万円削減!レンタルを実証に活かした導入事例
女性の健康向上に取り組むグローバル製薬企業、オルガノン社(Organon)は、オランダのオス(Oss)にある同社最大規模の生産拠点で持続可能性目標を掲げていました。この拠点では1,200名以上の従業員が稼働しており、同社は2035年までに広大な敷地の脱ガス化(ガス利用の廃止)と、完全なサステナビリティの実現を目指していました。
この目標達成に向け、同社は長年のパートナーであるトレインの超高効率なヒートポンプを活用し、再生可能エネルギー技術への移行を進めています。
「トレインとは長年にわたり成功を収めてきた信頼関係があります。サービスが優れているだけでなく、最近では効率的なトレインのレンタルサービスも活用しました。何より、トレインのヒートポンプは市場で利用できるオプションの中で、最もエネルギー効率が高い製品の一つです」
—— オルガノン社 HVACプロジェクトエンジニア、リムコ・ヤンセン(Rimko Jansen)氏
解決策:分散型ヒートポンプとレンタルによる実証テスト
オルガノン社は、自社のサステナビリティ(持続可能性)への取り組みの一環として、さまざまな建物やセクションにトレイン製のヒートポンプを段階的に導入しています。最初のプロジェクトは2024年5月に完了し、2つ目のプロジェクトのヒートポンプは2024年中頃に納品される予定です。さらに多くのプロジェクトが現在進行しています。
ノンフロン 水冷スクリューチラーRTSF
1. 分散型ヒートポンプの導入
湿度管理が厳しい生産棟に水熱源ヒートポンプ「City RTSF 070」2台(City RTSF)を設置。年間を通じて製造プロセス用の圧縮空気を冷却しつつ、夏季の除湿用暖房も賄うことで、従来の中央ボイラーに依存しない効率的な24時間年中無休の冷暖房・熱供給体制を構築しました。
2. レンタルヒートポンプによる実証
オフィスビルの温冷熱蓄熱(HCS)システムの改修に伴い、2023〜2024年の冬期代替熱源として空冷式ヒートポンプ「CXAF 100」をレンタル導入。低温暖房の有効性を実証するテストを兼ねたこの運用が成功したため、同社は2サイズ大きな「CXAF 130」を正式発注し、2024年中頃に導入を決定しました。
結果:大幅な省エネ達成と、確実な機器発注
生産棟への水熱源ヒートポンプ設置と、オフィスビルへ導入した空冷式ヒートポンプ「CXAF 130」の稼働により、大幅な省エネを達成しました。これら3台の新型ヒートポンプによる合計削減量は、都市ガス約243,000㎥(年間約3,000万円の燃料コスト、および年間約550トンのCO2排出量の削減)に相当します。
同社はこの成果をガス依存脱却の第一歩とし、今後も各建物の要件に合わせた最適な空調(HVAC)ソリューションの展開を推進していく方針です。
「トレインと共に最もサステナブルなソリューションを追求した結果、水熱源ヒートポンプの導入に行き着きました。24時間365日の冷房と暖房を同時に実現することで、非常に大きなエネルギーコスト削減を達成できています」
—— オルガノン社 プロジェクトエンジニア
※日本国内では海外と一部サービス内容が異なりますが、トレイン・ジャパンのエンジニアネットワークと確かな技術力で、お客様の現場の安定稼働を万全にサポートいたします。