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フランス大手パスタメーカーがヒートポンプ導入でボイラー加熱を置き換え、暖房コストを68%削減

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課題

サン・ジャンは1935年創業のフランスのパスタメーカーで、5工場・450名超の規模を持ちます。品質と成長を重視し、2020年に売上8,300万ユーロを達成。2030年に1億5,000万ユーロを目指し、独自の製造ノウハウを守りながら技術革新にも積極的に取り組んでいます。

2022年、サン・ジャンの施設管理者は、夏季の追加負荷に対応するため、一部工場に仮設で150kWの冷却能力を求めていました。一般的なプロジェクトとして始まったこの取り組みは、産業用加熱に革命をもたらすアプローチへと発展し、今まで別々に扱われてきた加熱と冷却の考え方を変えるきっかけとなりました。

 

ソリューション

工場の冷却ニーズを評価するための現地調査の際、トレインレンタルサービスのチームはサン・ジャンの冷却と暖房の全体的な需要を分析しました。工場では、冷水温度が-8°C/-4°C、温水温度が60°C/55°Cを必要としていました。

トレインのチームは、サン・ジャンが事業運営のエネルギー効率を改善するために取り組んでいることをよく理解しており、同社のエネルギーパフォーマンスマネージャーと密接に連携してプロジェクトを進めました。冷却・暖房システムを全体として捉えることで、単に一時的な冷却需要に対して追加のチラーを提案する代わりに、エンジニアは新しいヒートポンプソリューションを提案しました。この方法により、サン・ジャンの管理者が求めていた追加冷却能力の提供だけでなく、工場の300kWの化石燃料ボイラー加熱システムを完全に置き換え、さらには大きな省エネルギーにつなげることができます。熱需要の詳細な分析を経て、チームはTrane City™ RTSF水冷式ヒートポンプを2台設置し、工場の既存のチラーと接続しました。これにより、冷却プロセス中に通常は大気に失われる廃熱を活用できるようになりました。この再生可能エネルギーによる新しい暖房設備は、メーカーにとってエネルギー消費と関連コストを削減する新たな機会を提供しました。

 

結果

4か月間のレンタル運用期間中、ガスボイラーを停止してヒーポンプに置き換えたことで、熱生成コストが約68%削減され、8,400ユーロ超から2,640ユーロへと大幅に低下しました。これにより、工場の二酸化炭素排出量の削減と、より持続可能な運用にも貢献しました。

 

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